患者の気持ち

ta-ka

2006年07月12日 09:32

昨日は週に3回透析を受けているという方がお客さんでいらした。
彼女はキュートで元気で、毎日を楽しんで生きてるようで見た目では病気にはみえませんでした。

透析のたびに針をうたれる左腕は血管がぼこぼこで痛々しい
彼女はこの先ずっと透析を続けていくためには血管を大切にしなきゃいけないと優しくさすりながら病院での話しをしてくれました。

週に3回で2年続いている透析だけど、毎回病院に行く日は怖くて不安になるらしい

透析を受ける患者さんが多いせいもあるだろうけど、看護士さんたちは忙しくしていて物でも扱われてるかのように受けるそうです。

針を打つときの痛みや、透析が終わってすぐはだるくてきついのに、急いで移動を促されたり等、少しでもいいから負担が軽減するように考えてくれたらと患者同士で感じてるようです。

中にはとても気遣ってくれる看護士もいるそうですが… 忙しすぎてそんな事考えてる余裕がなさそうな人が主だそうです。

これから一生つきあってく透析なのに、そのたびに不安になるのは… と思い、とりあえず自分の思った事は言ってみればと提案してみると、少し要望を出すとわがままな患者とレッテルを貼られ、透析に行ったときに気まずくなるのがいやだし、意地悪されても怖いし、処置してもらってる立場上我慢して“今日は大丈夫なように”と祈るしかないといってます。

病気を改善したくてお金も時間も作って病院通いしている患者さんが行く度に不安になり、要望をこらえてるのはおかしいと感じました。

一部のケースだとは思いますが、こんな風に思ってる患者さんの気持ちも考え、患者さんが本音で相談できる環境に変わっていったらいいのになと思いました。